☆ R**** S***** Cube vs T****** O******* Cube ☆ |
★ハンガリー製「R**** S***** Cube」と、現在、日本で販売されている「T****** O****** Cube(中国製)」 キューブの内部写真を撮って見比べてみました。 それぞれ、ほぼ新品状態の内部写真です。 構造も微妙に大きく違いますけど(どっちやねん!)必ずしも回し具合とは比例しませんので 参考までにです。(^^; | |
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★センター部分で最初に気が付くのは、センターポールの材質の違いですね。
R**** S***** Cube(以下、R.S.C.)の方は少し透明がかっています。
これはT****** O****** Cube(以下、T.O.C.)の80年代当時モノとよく似た見た目ですけど、
材質的にはもう少し樹脂っぽい感じで耐久性が少し改善されているようです。
現行のT.O.C.の方は乳白色でABSプラスチックのような感じです。(想像) |
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★R.S.C.とT.O.C.で一番違うのは、このセンター内部の構造です。
思いっきりセンターボルトが違いますね。 R.S.C.の方はネジ式になっていて、ボルトの締め具合が調整可能です。 これは80'sのT.O.C.でも同様なのですが、R.S.C.はボルトの傘の部分が穴に落とし込まれている感じです。 現行T.O.C.の方は、センターボルトが打ち込み式ですので、調整不可です。 (が、私は調整してしまいます。^^;) |
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★写真では判りにくいのですが、フタの部分の段差量が若干違います。 R.S.C.の方が精度が少し良いようです。しかしフタの接着具合はT.O.C.の方がシッカリしています。 それからフタの大きさも極微妙に違いがありまして、R.S.T.の方が面積が小さいです。 これは製造工場の違いで出るバラツキでしょうね。どちらが良いかとかも判断できません。(^^; |
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★コーナーキューブの別アングルからの写真ですけど、材質とか製造過程の精度の違いが確認できます。
右がサンドペーパー処理前、左が処理後という画像ではありませんので念のため。
たぶん金型は同じ精度のモノを使っていると思われますので、やはり材質の違いによって仕上がり精度も 違ってくるのでしょうね。 |
EDGE (57kb) |
★最後にエッジキューブですが、こちらもコーナーキューブと同じ事が言えそうです。
構造的には全く同じモノですが、やはり角の部分の精度の違いとかで別のパーツだと直ぐに判ります。
材質の違いを判断するのに、実際に各キューブを叩いて音を出してみると更に違いがよく判ります。
R.S.C.の方が軽い音がしまして、重さも少し軽いです。 キューブ1個単体では微妙過ぎますので、それぞれルービックキューブ1個丸ごとの重量を計ってみました。 あまり正確ではありませんが「R.S.C.=110g, T.O.C.=120g」でした。 |
★そして結局のところどうなのか?と言いますと完全に好みの問題になってきます(^^;。
構造的なところだけを見るとR.S.C.の方に軍配が上がります。
特にセンター調整が可能なところはかなりの魅力がありますね。
これからスピードキューブを始める方や女性の方達にもお勧めできます。
(しかし調整すればの話です。^^;)
その他でシールも殆ど劣化しないところも美味し過ぎますし、多少なりとも軽いというところも
良いかも知れないです。(注意:そのままのR.S.C.ではT.O.C.と配色が違いますので貼り替えが必要?です。)
と、良い事づくめのようなR.S.C.なのですけど、センター調整にしてもやっぱり微妙なのはT.O.C.と同じです。
私はT.O.C.のキューブを使い、センター調整をしてその後に難・Pop加工をしています。 R.S.C.の方は構造上同じような難・Pop加工が不可ですが、ドライバー1本で調整可能です。 しかしPopが多発するようになってきたからといって、安易にボルトを締め込むだけでは返って 扱い難いキューブになってしまいます(経験済み)。 という感じで色々ありますので、本当に自分好みで選ぶのが一番ですね。 因みに材質的な事も書きましたけど、T.O.C.の内部が滑らかに磨り減った状態の「旬」の季節が 私の一番の好みです。(^^) |