★クロス手順を読む時のネタについて
私はD面クロス作成方式を使っていますけど、D面クロスネタは多すぎますっ!
なので私がD面クロスをマスターするために今までにやってきた練習方法を幾つか書かせて頂きます。
(ちなみにまだまだ練習中です。^^;)
この中にはそれぞれのレベルをマスターしてからでないと「そんなの無理っ!」という
ようなものもありますので、遊び半分でトライしてみて下さい。(^^)
え〜、そのまま書いて行くとワケが解からなくなりますので、最終目標をまず書きます。
・最初からF2L・1ペア目までの手順を読み切る。(うっ、イキナリ激難!)
これは私もまだマスターしていません。(^^;
なのでこれを擬似的に行なう方法を現在は使っています。
それでは最初から行きます。
・1個目のエッジの手順を読む。
えっ?と思われそうですけど、実はこれも結構な重要ポイントなのです。
最初のクロスエッジ1個を揃える手順は、最多でも2手ですよね。
なので必ず覚えられるハズですので、頑張って下さい。
実はもっと先での課題になりますけど、私はこの最初の1個でクロステーブルを
決定しています。(絶対配色の決定と同じ意味になりそうです。)
今は1個目のエッジを揃える手順を覚える事だけに専念して下さい。
・2個目までの手順を読む。
2個目も色んな意味でコツはたくさんありますけど、まずは対面色同士で揃え始める
のが比較的易しいと思います。
少し慣れてきたら直角位置の関係でも揃える手順を考えてみて下さい。
当たり前すぎるコツとしては、手数が少なくなるような手順を考えます。(^^;
そしてこの2個目までが、クロスエッジ処理についての基本になります。
なのでエッジ2個について色んな配置を試してみて、ある程度は手順化してしまう・
つまり手の動きをパターン化してしまう練習が必要です。
これにはFSC的な回転&指使いも含まれますので、試しつつ覚えてしまって下さい。
エッジ2個処理手順をたくさんマスターしておく事は色んな意味で役に立ってきます。
あっ、そう言えばその前に、エッジ1個処理手順も数種類ありました。
簡単なので幾つか探してマスターしておいて下さい。
(微例:エッジ1個をその場で反転させる手順「R U'w R」左右ミラー・逆手順もあり)
・3個目までの手順を読む。
一般的にはやはりこの3個目のところで「やっぱりD面クロスはやめておこうかなぁ?」と
感じるところだと思います。「クロス完成手順・完全先読み」は本当に難しいですね。
「読めて3個目までで、センター合わせなんてとてもじゃないけどできないっ!でもせめて
4個目まで読めるようにしたい」というのが最初に当たる壁です。(^^;
でもこれも練習次第と順を追ってでして、エッジ2個目までの処理方法に慣れてくると
自然に3個目までも普通に読めるようになってきますよ。
つまり「エッジ2個目までの手順+3個目」という感覚です。
もちろん2個目までの手順によって3個目のエッジがどのような影響を受けるかとも
読む必要が出てきますけど、2個目までの手順がシッカリと読めていればワリと読み易いと
思います。
つまり2個目までの手順によって、3個目がどのように巻き込まれるかを考えます。
このあたりの練習は恐ろしく面倒臭くて疳の虫にも触ってきますけど、ゆっくりと時間を
かけて取り組んでみて下さい。
この「3個目までの手順読み」をマスターするのには、たぶんかなりの期間が必要になります。
ちょっとコラム:
クロス練習全般に言える事で、私がやっていた練習方法があります。
仕事を終えて帰宅した後の練習は、やっぱりF2L・LL手順・6面完成等の練習をしたいので
クロスの練習は「朝起きて5分、しかもクロスだけ」というのを続けていました。
クロス手順読みの練習は、寝ボケた頭には最適の難易度ですよ。(^^;
しかもボケているワリには結構スッキリしていますので、新たな発見も結構たくさん出てきました。
・4個目までの手順を読む。
3個目までの手順読みがそれなりにマスターしてくると、4個目までも殆どの場合で
読み切れるようになってきていると思います。
「先に言ってよ!」と言われそうなコツになりますけど、4個あるエッジを1,2個単位で
捉えておく事がクロス手順を簡単に捉える為のコツだったりもします。
最初は皆さん1個ずつでしたよね。
そして2個ずつはそれなりに揃えられるようになっていると思います。
なので「1+1+2」「1+2+1」「2+1+1」(以下、順列組み合わせ?)のように
数個単位でパターン化して捉えるのが得策です。
・1個目は最多で2手
・2個目は最多で3手(注意:他のエッジに影響を出さない場合は最多は4手です。
ここでは2個目なので3手が最多になります。たぶん?)
・3個目は最多で4手
・4個目も最多で4手
・側面センターは1手
という事になります。つまり1個ずつ揃えて行ったとしても14手以内で揃うハズ(?)
ですよね。
でもこのままだと流石に手数が多過ぎますので「使えない&読めない」です。(^^;
なのでどうするかと言いますと・・・そうです、エッジ2個処理手順をひとつの手順として
パターン化して捉えます。
つまり上の「2+1+1」とかですね。
このように区切って捉える事ができましたら、後はそれぞれの各手順で後に揃える事に
なるエッジへの影響具合を、逆算したり皮算用したりしていきます。(皮算用=勘です。笑)
この4個目までの手順を読む練習もジックリ&ゆっくり時間をかけて楽しんで下さい。
最初は数分かかってしまうと思います。(マジで。^^;)
とても難しいですしイヤになってきますけど、バッチリ読み切れたときは爽快ですよ!
でも逆に「自分は6面完成できるのに、何故にクロス手順すら読めないんだァ〜」という
悲痛な叫びも出てしまいます。(嘆!)
そこがやっぱりクロスの難しさであり、醍醐味、そして6面完成トータルタイムの進化に
向けて最も重要なポイントだと感じています。
「えっ?最も重要なのはF2Lでは?」ですけど、スムーズなF2L、つまり1ペア目から
4ペア目までをノンストップでF2Lを完成させる為には、クロス作成前、又は作成中に
1ペア目の手順を読み切ってしまう事が必要不可欠になってきます。
私も最初は「クロスはクロス、F2LはF2L」でしたけど、今は「クロス込みでF2Lは
5スロット」という感覚でやっています。(自慢ではありません、自然な流れです。^^;)
この後は「側面センターまでの手順を読む」というネタになるのですけど、これについては
書きようがありません。(4個目まで+1手だけですので。^^;)
4個目までを毎回いつでも読み切れるようになってきましたら、またご質問して下さい。
これについては書き渋っているワケでなくて、ネタとして「クロス〜F2Lのギャップを
無しにする」という別のネタも込みになってきます。
でも、もしかしたらこのネタはsub23あたりから先の事かも知れないですね。
もちろんsub23あたりからこのネタをマスターして行っても、イキナリsub20にはなりません。
クロス〜F2L間のギャップについては、この書き込みの数倍の長さの文章が必要になると
思います。(^^;
その他で書き切れなかった具体的なネタもたくさんありますので「1個目の手順を読む」
というあたりからボチボチ進めて行って下さい。
そんな中で「♪あなたな〜ら、どうする〜」という事がでてきましたら、またご質問して
下さい。
ちょっとコラム:
何個目までとかはありませんけど、手順を読み切ったら「目を閉じて」クロス手順を回してみて下さい。
この練習方法は私にとって最も効果絶大でした。
視覚にとらわれないので、なぜか自然に引っかからない回し方ができるようです。
お試しあれ〜。(^^)
★私がクロス手順を読むときに一番よく使うパターンとしては
・1個目の手順を覚える→
・2,3個目をパターン化した手順で処理する→
・それに巻き込まれる4個目エッジの状態を読む→
・4個目エッジの処理方法もパターン化していますので、そのバリエーションの中から側面センターを
コントロールする手順を選ぶ」というのがとりあえずの基本です。
その後はこれらの基本に「F2L・1ペア目のアンラッキー避け」や、「側面センター
を手順中盤に揃えておいて、4個目エッジでクロスが完結する」などのバリエーションを
加えて行きます。
この事は「4個目エッジ→側面センター」の順番をマスターしてからになります。
それから4個目エッジまで読めるようになってきましたら、クロス手順後半が比較的
シンプルな回転になる手順を選び出してみて下さい。
これはF2Lの1ペア目を探しやすくする為に必須・・・とまでは言いませんけど
ワリと重要なポイントになってきます。
2個のエッジを同時に揃える手順のパターン化について上の方で書きましたけど、
実際には「2個エッジ同時処理→側面センター」でクロスが完結するときは、回しながら
F2L最初のペアを探すのは困難です。
なので多少はクロス手数が多くなってもシンプルな回転をクロス手順の終盤に持ってきた方が
その後の展開を考えると有利になる事が多いようです。
★と、色々ありましてD面クロス作成方式は大ミス頻発で気が滅入ってきますけど
「いつかはマスターできるかなぁ〜」という感じでボチボチやっています。(^^)
★それとD面クロスの最も有利なポイントは「クロス〜F2L・1ペア間」を確実にノン
ギャップにできるところです。
Cross,F2L,OLL,PLLをそれぞれ完璧近くまでマスターしてきたときに、一番悩むのはこの
「クロス〜F2L・1ペア間」のギャップだと思います。
平均20秒台前半になってきますと、この区間のギャップがかなり大きな問題児になってきます。(^^;
でも逆に考えるとこの問題児を優良児に進化させる事ができれば、sub20も夢ではない
という事ですね。頑張って下さい。(^^)
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