☆スピードキューブのヒントと練習☆ Tips and practice of the Speed Cube. |
「♪」は入門者の方にお勧めの練習方法です。「☆」は今、私が取り組んでいる練習とかです。 クロス(Cross)| F2L(F2L)| OLL(OLL)| PLL(PLL)| 全般(ALL) (このページは文字ばかりです。) |
クロス (Cross) |
♪まずは自分がいつも最初に作る色(=クロスを作る面)を決めて下さい。
何色が良いとかはありませんので、ご自由にどうぞ。お好みの色でO.K.です。
(ちなみに私は青色から作り始めています。) ♪クロスの配置(同色系とかの関係)の位置を覚えて頭の中でイメージします。 手前が黄色だとすると反対側は何色ですか?同じように右面の色、左面の色を想像します。 これはキューブが無くても出来る練習ですね。 私もレイヤー・バイ・レイヤーを始めようと思ったときに、まずこの事を練習しました。 (寝ながらでも出来ます。^^;) ♪まずは3個目までエッジ・キューブを揃えます。そして4個目のエッジ・キューブを揃える手順を読む練習をします。 後は順番にクロス手順を読む個数を増やしていきます。 疲れているときはとても面倒な練習なので、朝起きたときに5分くらい練習するのがお勧めです。 1週間くらい続けるとかなり上達しますよ。 ☆クロス手順を最後の側面センター合わせまで確実に読み切ります。 手順を読み終えたら「目を閉じて」クロスを完成させてみて下さい。 滅茶苦茶難しいですけど、とても絶大な効果が出ますよ。(^^) ☆エッジ4個の位置を確認したら、キューブをテーブルとかに置いてクロス手順を考えます。 エッジの位置関係を把握して頭の中で整理するのにワリと効果的です。 ☆クロス〜F2L間のギャップを限りなく無しにする。 これはクロス作成方式の違いによっても色々なのですけど、クロス完成直前にF2L最初のペアが 見つかっていない場合には「1回転/2秒」くらいまでペースを落としてでも良いので必死に探します。 これを癖付けている内に「何か」が見えてくると思います。 私はこの事+「アンラッキーケースを確実に避ける」方法も練習中です。 |
F2L (F2L) |
♪まずは基本手順を丸暗記します。
エッジ・キューブとコーナー・キューブの配置の違いで分類して覚えると早いと思います。
私もA4サイズ10枚くらいに拡大印刷して部屋中の壁に貼っていました(^^;。 ・一度に覚えるのは大変なので、左右対称のパターンごととかで2,4個ずつ覚えて行くのが効率的です。 1週間くらい使っていて手順に慣れてきたら次のパターンに取り掛かりましょう。 ♪基本のパターンを覚えられた方は、本当に覚えられたかどうかを確認するためにペアを発見してから 揃えるまでをキューブを見ないで手順をしてみて下さい。 手順自体に不安が少しでもあるようでしたら100回連続で回して練習しましょう。(苦笑) でもこれが一番効果的ですよ。(^^) ♪F2L作成中は出来るだけゆっくり回しましょう。とは言ってもこのニュアンスは難しいですよね。 「早く完成させたいのになぜゆっくりまわすのか?」という疑問が出てくると思います。 簡単な表現だと「速く回してしまうと次のペアが確実に探せない。」という事になります。 でも実際には「あまり速く回さなくても、連続で回す事が出来ればF2Lは早く完成出来る。」という事です。 ・試しにまず1回転/1秒のペースで「R U R U・・・」と回してみて下さい。 どうですか?かなり遅くて楽勝ですよね。 ではこのペースを覚えておいて、F2L中は手が止まらないように頑張ってみて下さい。 今度はどうですか?思いっきり難しく感じると思います(^^;。 ・このペースでノンストップで回せるようになると1分を切る事もそんなに難しくなくなってきます。 もちろん2回転/1秒で回せるようになると30秒を切る事も充分可能です。 2回転/1秒ペースでも、歩くくらいの速さなのでメチャクチャ速いペースでもないです。 まずは本当にゆっくりからで良いので、メトロノームを使ったり友達に手拍子をしてもらったりして 緊張感を楽しんで下さい。(^^) ♪基本の手順に飽きてきたら(?)抜き手順とか、F2Lで出会うパターンにはどんなパターンがあるのか考えてみましょう。 かなりの数になりますけどある程度はパターン化出来ますので「美味しいパターン」や「自分が必ず苦手なパターン」 を見つけ出して少しずつ対処方法やネタを増やしていきましょう。 ☆F2Lは本当に色々ですよね。練習ネタが多過ぎます! とりあえず私が練習中なのは・・・ ・次のペアのパターンが予測出来るくらいまでゆっくり回す。 なので思いっきりゆっくりですよ。(お友達関係?のページのネタです。) 試す方法としてはクロスが完成した状態で、先ず最初に2ペア(=4個) 探しておきます。 そして1ペア目を揃え始めるのですけど、「2ペア目だけを見ながら」 1ペア目の手順をします。後はこれを繰り返して行きます。 ☆手順に関しては逆手やチルトは使いまくっています。(^^; ・基本44(?)パターンx4スロット(一部を除く) ・抜き手順64パターンx4スロット(基本とダブルものもあります。) これだけ種類があると自然に逆手やチルトになるものも出てきます。 ☆各、手順完成時にペアがB面側で揃うように手順をカスタマイズしましょう。 これを癖付ける事で次のペアが探しやすくなります。 最初は間違える事も多いと思いますけどかなり有効な方法なので頑張って下さい。(私は未だに大きく間違える事が多いです。^^;) ☆4ペア目をPOPする限界ギリギリまで速く回す。(時間短縮のためです。お好みでどうぞ。) 実際には3ペアを揃え中に4ペア目を発見している事も多いので、その時は3ペア目揃え中の途中から加速します。 でも3ペア目をクリアするまでは、たとえ得意なパターンに出会ったとしても決して速く回してはダメですよ。 この辺りのコントロールがとても大切になってきます。(次回に影響が出たりもします。) ☆F2Lノンストップ回しは本当に難しいと思います。いつまで経っても大失敗したりします(^^;。 文章で書いて確認すると簡単なのですけど・・・なかなか実行するのは困難ですね。 とりあえず順番を無視(後述)で考えて必要な事だけを挙げてみます。 ・コーナー・キューブを探す→ペアになるエッジ・キューブを探す。(逆もアリです。) ・F2L手順のどのパターンを使うか判断する。(抜き手順もあり) ・ペアを揃えたい場所を確認する。 ・手順をしながら次のペアを探す。(最低でもコーナーだけは見つけたいです。) ・ペアを揃え終わった場所を覚えておく。 等が基本的なところでしょうか。順番を無視すると上で書いたのはこれらの事は同時に行っているみたいだからです。 更にもう少し突っ込んだ話になると・・・ ・揃え終わったペアの色から逆算して、まだ揃えていない色を自分から探しに行く。 ・アン・ラッキーになっているという事に早く気付いて手順をしながら対処方法を考えておく。 ・次に見つけたペアが、今やっている手順後にどのような配置になるかを洞察する。 ・次のペアの手順をするために、今やっている手順後(または手順中)に有利になるように持ち換える。 ・FSCの指使いだけど弾いて回さない。(手が離れると次の動作に繋がりにくいという事と、目で次のペアを追い切れないという理由からです。) ☆何か沢山ありますね(^^;。途中までは本当に基本的な事ばかりだと思います。 でもこれらの事が解かっていても出来ないのがF2Lですよね。 ・中盤からの内容は現在練習中です。指使いの変更、手順の加工等がたくさん必要です。 (最近のマイブームは「チルト&底2層回し」です。←アンラッキー対策) |
OLL (OLL) |
♪まずは2段階で揃える基本の手順をマスターして下さい。
その後は少しずつ使える手順を増やしていきます。 ハッキリ言って数がハンパでは無いので気長に練習して下さい。 私も半年以上かかりましたし、それ以後も何度も回し方を変更しています。 マジで挫折しそうになりますけど時間が解決してくれます。 もちろんですけど、手順記号で覚えるのではなくて手の調子やリズムで覚えていって下さい。 TVを見ながらとかでもO.K.です。 たとえ6面がバラバラになってしまったとしても、そのまま手順を回す練習を続けます。 ♪どうしても回し難い手順とかは思い切って逆向きから回す方法とか左右対称で回す方法とかも試してみます。 以外とこちらの方が自分に向いていたりもしますので色々発見出来ますよ。 一度覚えた回し方を捨てるのは惜しい気もしますけど、練習して行く内に馴染んでいきます。 ☆OLLのパターンを判断するのですけど、F2L・4ペア目終盤の回転中にある程度判断して予測しておきます。 全57種類を予測して待っているのではなくて、U面エッジの反転具合とかコーナーの状態でパターンをかなり絞り込む事が出来ます。 特にエッジが1個も揃っていないものに関しては、心構えをしておくのとそうでないのでは確実に判断時間に違いが出てきます。 実はF2L・3ペア目が揃った時点でも大き目に絞り込む事は出来るのですけど、私はまだ深く分類していません。 でも美味しい幾つかのパターンについては使い分けています。 ☆キューブを見ないでもOLL手順を回せるくらいまで練習します。不安の残っているものは更に集中的に練習して日課にしてしまいます。 慣れてしまえば苦手なパターンも得意なパターンになります。 この方法は手順変更してまだ日が浅いパターンについては特に効果的です。 OLL57連続もとても効果的ですよ。(大変ですけど完走出来たときは感動です!) ☆効率的な回し方を探して手順の進化にもいつも注目しています。(未だに色々変更しています。) 少しリズムを変更したり指使いを変えてみたり、意外とキューブを持っている方の手のポジションを 変更する事で解決出来る事も多いですよ。 色々試行錯誤している内に、反対向きで2種類使っているパターンも数種類あります。 |
PLL (PLL) |
♪まずは基本の4種類を覚える必要があります。その後はお好きなものからどうぞ。
手順の練習はOLLの方法と殆ど同じです。
♪手順を覚えるときの図のU面から見た矢印は解説のためだけなので、実際には側面の色を見てパターンを判断します。 ♪手順で覚えたリズムを歌ってみます。(爆笑) ☆PLLに関してはOLLと同じ感じですけど、安定化のための練習を幾つかしていました。 ☆現在、自分が使っている回し方を限りなくゆっくり回してみます (1回転/3秒ペース以上)。しかも音を全く出さないようにして回します。 この間に自分の指や手の動き、キューブを持っている位置などを確認します。 無駄なところや非効率的なところがすぐに発見出来ると思います(^^;。 それから確実に失敗しないためにはどこをシッカリ押さえた方が良いかとか、どのタイミングで どのキューブに力を入れた方が良いとかも確認出来ます。 後は確認した事を通常のスピードで回せるように練習するだけです。 ☆1回のベストタイムを先ず計って頂いて、そのタイム+1秒くらいのペースで何回失敗せずに回せるかを練習します。 自称「究極のLL手順練習」です。(^^; でも身体にあまり良くないので3回連続をクリアするくらいをお勧めします。(私は5回連続をクリアしようとして死にそうになりました。^^;) つまり速く回せる事も大事ですけど、ミスせずにコンスタントに回せる事の方がもっと重要だと思いました。 この練習以後にもかなりの数のパターンの回し方を変更しました。 なので1回のタイムは以前より遅いと思いますけど、不安は少しずつ減って きているようです。でもまだまだ練習が足りません。 ☆その他では側面の色とあわせて判断しない「2側面判断方法」にもやっと取り掛かったところです。 一覧表だけは作りましたけど、とても難しいです。 そして身に付けば最大で0.3〜0.5秒くらいは稼げそうですので、ボチボチ摺り込んでいきます。(皮算用です。) |
全般 (ALL) |
☆その他全体としては・・・ ・疲れているときはまず寝て、早起きして練習する。(笑) ・手に疲れや痛みを感じ始めたら練習を止める。それでも練習したいときは ストレッチしたりツボをマッサージしてから軽い回転のキューブで全く力を入れずに練習する。 ・タマに4x4x4や5x5x5で遊んでみる。 ・気になっているシールを貼り換える。(苦笑) ・キューブを分解してホコリやゴミを掃除する。(かなり回転が軽くなりますよ。) ・自分に合った潤滑剤を探す。 ・解からない事が出てきたら掲示板で質問してみましょう。私は質問しまくりです。(^^; ・恥ずかしいけど自分のタイムを記録する。自分で思っているよりは良くない結果になりますので、 自分の実力をハッキリ認識するために効果があると思います。 ・今の自分に可能な範囲で次の目標を設定する。 ・自分がキューブを回しているところをビデオに撮って荒さがしをする(^^;。これはとても効果的ですよ。 ・機会があれば大人数の前で6面完成を披露してみる。(恐ろしい程の緊張感が味わえます。) 頑張って行きましょう。(^^) 一日に一つの事を覚えれば必ず一歩は進化します。 |