☆タイムの計測方法について☆
About time measuring

タイムの計測方法に関する話題です。
・ランダムに崩したキューブを12回連続で計測します。
・その中で最も早かったタイムと最も遅かったタイムを除外した、残りの10回分のタイムで
平均を算出します。
・1回ずつのタイムの計測方法は基本的に2種類あります。
・秒単位までの計測では10回の平均を算出した後で0.5秒加えます。
これは秒以下のタイムの誤差を見込み計算する方法です。
・1/100秒までのタイムを計測されている方はそのまま10回の平均タイムでO.K.です。

★どちらの計算方法が良いかについては本当に色々だと思います。
で、結局のところどちらがどうなのかと言いますと、自分に都合の良い方法でいいです。(^^)
1/100秒計算で19.90〜20.10の間の平均になるときは、殆どの場合で秒単位合計/10+0.5秒に
換算すると20秒ジャストになってしまう事が多いです。
つまり1/100秒計算でいつも計測している人には19.99はsub20というのを実感出来ますけど、
20.01だと達成していないと感じます。
どちらも+0.5秒方式だと20秒ジャストになりそうです。
なのでやっぱり自分の好みでO.K.ですよ。
計算方法で良い方のタイムで申請すればいいという事ですね。

なんかこう書いているといい加減なようにも思われそうですけど、結局は現在ネット上に
登録されているタイムは全て自己申告によるものなのは皆さんご存知ですよね。
だからと言って不正に自分のタイムを改ざんして、登録する人はいないと思います。
ギネスに載っている22.95秒のタイムが正式な世界No.1の記録だというのは変わりありません。
恥ずかしながら私も含めてこの記録を平均的に考えても越えている方は世界に何人もいると
思いますけど、同じく私も含めて本番の大会で自分のベストアベレージが出せる人も居ないと思います。

う〜ん、そんなこんなで私も真面目に考えた事がありますけど、要はやっぱり楽しんだ者勝ちです。
遊び事だからやっぱりルールがあるんだと思いますし、ルールを無視してしまえばやっぱり
面白くないですよね。

★ググッと脱線状態から話を戻しまして、実際の計測方法についてです。
計測方法も色々ありますので、その都度、大会の方針にあった計測方法が正式という事に
なりますね。
もっとも正解な方法はやっぱり世界大会のビデオの方法だと思います。

・完全に崩した状態を15秒間見て手順を考える。
・テーブルに戻してキューブは見ない。
・キューブを手に取ると同時に計測を始める。(係りの人にしてもらう。)
・6面完成してテーブルに戻した瞬間にストップ。(同じくしてもらう。)
の方法ですね。

でも、毎日いつもこの方法で計測している人もいないのが日常ですよね。(^^;
なので殆どの場合は

・完全に崩した状態を15秒間見て手順を考える。
・キューブを片手に持ったまま、ストップウォッチを押して計測を始める。
・6面完成してストップウォッチを止める。
が、一般的だと思います。

これらの方法の違いは私も以前に「本当のところはどうなのよっ!」と思っていました。(^^;
なのでどうするかと言いますと・・・こちらも自分の都合でO.K.です。
シビアに計測したい方はテーブルを用意して・・・観衆を100人くらい呼んで来て
TV局も呼んで来て全国に生中継しながら計測して下さい。という事です。(^^;;;
(この辺りの話題は外人さん達は細かいようですね。)

と、宇宙の彼方に話が飛躍し過ぎですけど、絶対にこの方法で計測したタイムしか
登録できないなんていう基準は全く無いと言っても過言ではないと思います。
現に、正式な大会は20年以上も前から行なわれていませんし、何が正式なのかも
曖昧なのが現状です。

★と、愚痴っぽくなりつつですけど、なんでも良いので楽しく計測して下さい。(^^)
ちなみに私の計測状態は

・スクランブルプログラムの手順で崩す。(自分のクセ抜きのため。)
・15秒間クロス手順を考える。(普段は正確に計測していませんので、5〜10秒
くらいだと思いますけど、練習中なので苦手なパターンになったときはシッカリと
手順を考えるようにしています。つまりオーバーしているときもあるハズです。)
・左手にキューブをつかんだまま、ひざの上にキューブを置く。(座っています。)
・右手はストップウォッチを押す態勢に構える。
・深呼吸してからスタート。
・6面完成間際にストップウォッチに近付く(笑)
・そしてストップ
という方法で計測しています。

ストップウォッチ近付き作戦については、これはこれで練習しないと失敗する事も多いです。
PLLのパターンによって、近付いても安全なものと失敗しやすいものとがあります。
(そんな事は研究しなくても...微笑)

この方法で充分だと思いますけど、中には計測前にキューブに触れているのは違反だと
考えている方もたくさん居られると思います。(これまた外人さんに・・・)
でも、それなら毎日観衆を呼んで来いと・・・という事です。(^^;
と、書きつつも、私もシッカリテーブルにキューブを置いて、緊張感を楽しみながら
計測することもよくありますよ。(^^)

こんな感じで納得して頂けるでしょうか?
つまり1回の6面完成計測で1秒,2秒の違いは出て当たり前の事ですし、もし本番の
大会があれば、そんなこんなも全部意味が無くなってくるという事です。
トータルで0.1秒の違いについては単発で1秒の違いです。
この1秒をどこで失ったかは、自分が一番よくわかっていたりもしますよね。(^^;

私が実際に計測している状態はこちらの「私のタイム計測環境」のページのような感じです。

P.S.
以前の日本大会では「6面T字を早く作ったもの勝ち」とかもあったようです。
それに現在、日本の中で一番完成タイムが早かったのは「あ○○り」でのタイムだと
思っている人が最も多いと思いますし...私もよくお客さんに聞かれます。(^^;
別に本気で文句を言っているつもりはありませんけど、このタイムがもし正式なタイム
として扱われた時に(しかも平均タイムとして)世界No.1のタイムを遥かに越えて
しまっているタイムだという事を日本のTV局は理解しているのでしょうか・・・・
って事は知らなくて当然でしょうね。(^^;;;

言いたい放題のFAQでした。m(_ _)m