☆研磨剤漬けの期間について☆
About the grinding medicine

Last Up Date : Dec 22/2002
★ある面をゆっくり30度くらい回した時に鈍いクリック感は残っている間は、
まだ研磨剤を洗い流さないです。
センター調整のしていないキューブではかなりの期間かかります。
とりあえず早くて2〜3週間くらいです。(長げ〜、苦笑)

というワケで期間が結構長くかかりますので、メインキューブの方は潤滑剤を入れて
6面完成練習用やゆっくり回しの練習に使います。
なので新品の方に研磨剤を入れてボチボチ熟成させて行きます。

研磨剤の成分については「プラスチック〜」と名前が付いているので、プラスチックを
変質させるような成分が入っていないモノならO.K.だと思われます。(たぶん)

尚、研磨剤はキューブの内部を滑らかにするためですので、本格的な慣らしは
研磨剤を洗い流してからになります。
「旬」を迎えるには1〜2ヶ月はかかると思います。(練習回数にもよりますけど。)
この期間にキューブの癖が自分好みに変化して行きます。

という感じで直ぐに「旬」のキューブには進化しませんので申し訳無いです。
ちなみにビデオに映っているキューブは6面完成が1万回を軽く越えています。
崩し手順が25手+揃え手順が約55手だとすると、各面が80万回回転した
という事になりそうです。(異常?普通?)
回し方にもよると思いますけど、たぶん1000回くらい6面完成させた辺りから
「使える感じ」になってくると思いますよ。(でもまだ少し重いです。)
3000回辺りから「旬」に近くなってきます。
その後はかなりの期間遊べますけど、1万回近くになってきた頃にはPopしやすく
なってきます。でも気を付けて回せばまだまだ充分メインキューブとして使えますよ。

あまりの回数の多さに滅入ってしまうかも知れないですけど、手順の練習とかを
しているとワリと早く慣らしが済みます。(4回連続タイムの記録に挑戦とか...)
なので逆に慣らしの済んだキューブで手順練習をしてしまうと、「旬」の期間が
短くなります。(美六面体薄命?)
なのでメインキューブは計測用にしておいて、手順の練習とかは新しい目のキューブを
使うというふうに皆さんしていると思います。
それから旬を迎えたキューブは隠居キューブになってしまう前に温存しておいて、
次期メインキューブに乗り換えています。(約3ヵ月周期です。)

こんな感じで色々ですので、私の場合だと...

・旬のメインキューブ(計測用)

・研磨剤研修を終えた新しい目のキューブ(手順練習用やゆっくり回し用)

・研磨剤がたっぷり入っている研修期間中の新入り。(たまに遊ぶだけ。^^;)

の3個を順番にローテーションしています。

MH242_GP800
潤滑剤も色々あるという事は御存知だと思いますけど、回転がまだ重い若いキューブ
の頃は「ヌルッと系」のものがワリと良い感じです。
回転が軽くなってきて抵抗感が薄れてきたら「サラッと系」のものにした方が
カラカラと回しやすいです。このあたりの感じはお好みでどうぞ。(^^)
左が「ヌルッと系」のグリースで、右が「サラッと系」のシリコンムースです。

あっ、それからこらはいつも書いている事ですけど、研磨剤漬けにするともちろん
キューブの回転がメチャ重くなりますので手指等を痛めないように気を付けて下さいね。
それでも練習したい時は・・・隠居キューブを使っています。

★研磨剤を洗い流す時期について(Dec 22/2002)
研磨剤を入れて暫らくの期間遊んだ後に「カリッ」という引っかかり感が無くなってきて
「ゴロゴロした感じ」になってきましたら、一度研磨剤を洗い流して潤滑剤を入れて
みるのも良いです。
この時点ではまだ大きめのクリック感は残っていると思いますけど、特に大きな
引っかかりが無く、回転もそれなりに軽いようでしたらそのまま本格的な慣らしに
切り替えます。
逆にまだまだ回転が重いようでしたら、またまた研磨剤を流し込みます。(^^;