☆80'sと90'sの違いについて☆
About 80's and 90's

★80'sのキューブはセンターボルトがネジ式になっていますので、ドライバー一本で 調整が出来ます。 なので外人さん達は好んで80'sキューブを探して使っているようですね。 現在でもハンガリー産のキューブはボルトもネジ式でロゴも旧式なようです。(たぶん) ただ80'sキューブの調整も微妙でして、内部が磨り減るごとにホンの少しずつ 締め込んでいく必要がありそうです。



それからセンターポールの材質も色々ですので、研磨剤や潤滑剤を選ばないと 私みたいに「センターポールにヒビが入って砕け散るっ・・・泣」なんて症状にも なってしまうようです。(^^;-----(写真も撮ってあったりして・・・記念に?)


それから個人的に気になる事が1つ有りまして、80'sキューブはコーナーキューブの裏側が 空洞になっています。(というよりフタがして無いです。) キューブを回しているとこの空洞の部分に指が入り気味になって「うっ、指が 切れそう!」と思ってしまうのは私だけでしょうか? こんな感じでワリとキューブの裏側も触っているという事が確認出来ます。 でも逆に一番美味しい事は、シールがほとんど劣化しないという事です。 私も20年くらい前に(年代バレ(^^;)流行りで買った80'sキューブのシールは 未だに当時とあまり違いがありません。(微妙に波打ってきますけど。) その後、90年代になってからのキューブも1個持っているのですけど、こちらも 同じくシールの変化があまりありません。 色合い的にもこの頃のシールが好みなのですけど、現在は手に入らないようです。 (しかも作っていた工場なんかも特定できないのだそうです。←電話確認済み。^^;)

★競技用キューブのレプリカ作成について。 ビンテージ状態まで熟成したキューブの型を採って「レプリカ」として作ってもらえないかと 考えています。(資金は皆無です。どなたか宜しくお願いしますっ!!!) と言うよりも、今の新品キューブの状態でも、内部の精度をもっと上げて頂いて センターボルトの打ち込み具合なんかもキッチリして欲しいですね。 そうすれば「当たり、ハズレ」なんかのキューブが発生しないでしょうし、新品状態から 充分スピードキューブとして通用するキューブになるハズです。 と、色々考えていても大きな変化はたぶん無いと思いますので、新品キューブを 解剖しながら色々と手を加えています。 やっぱりたくさん練習して使い込んだキューブが一番マッチするようですね。 なのでたくさん練習すれば自分好みに成長して行きますよ。 これも一つの楽しみかも知れないですね。(^^)

★80's製、90's中期製とも、シールが色落ちしないのでずっと遊べるところが一番の魅力です。 (参照ページ:シール(ステッカー)の色の違い
ただ私が探している理由で不確定な事がひとつあります。(変な日本語が続きます。汗、) 私はこの90's中期のキューブを90's中期に買ったのですが、この頃の私の解法は コーナーファースト方式(CF方式)でした。(同じくパソコンも持っていませんでした。)
 その後、近藤さんの「ルービックキューブ30秒完成法」のページに辿り着くまでに 5年ほどかかっています。(つまり5年間、同じキューブです。^^;) もちろんスピードキューブという競技がある事はそれまでまったく知らずでして、 1年に数日だけ練習するペースでした。(でもそれくらいが普通かも。^^;) そしてLBL方式を始める事になったのですけど、CF方式で使っていたキューブはどうも 磨り減り具合が違うのです。 CF方式と言っても基本的な手順だけなのですけど、こちらは中列を回すスライスムーブが 殆どでして、エッジキューブとセンターキューブの間に隙間が出来ていました。 LBL方式ではコーナーキューブがガタついてきます。 という訳でCF方式で磨り減ったキューブでLBL方式を使うとメチャ回し辛いのです。

 長い前ふりでしたけど「新品の状態から90's中期キューブの慣らしを始めたい!」 というのが私の本当の目的です。 しかし... 不確定な要素があると言いましたけど、90's中期のキューブは材質がどうも樹脂っぽい のです。 もし新品の状態で手に入ったとしても、上手く慣らしが出来るかどうかが不安です。 というのも私の90's中期のキューブもそれなりに回しているのですが、未だに回転が 軽くなってこないのです。 まだセンター調整とかはやっていませんけど、80'sと90'sでも微妙に内部構造が 違いますので、90's中期のモノも更に微妙に違うのかも知れないです。 (センターポールまでの距離とか、各キューブの内部サイズ等。) いったい何種類くらいのキューブが出回っていたのでしょうね。 もちろん正規品の内で。)