JSCC - Fastest 2006 

★今年もハマってしまいました、Fastestチャレンジ。(毎年、同じ事を書いてますね。^^;)
Fastestとは、ある決まった一つの崩し手順を使って、最速タイムを競う(追い求める?笑)競技です。
更に、最多回転数(TPS)も同時に算出されるワケでして、これがまた
なかなか計測を止められない理由でもあります。(笑)
そして、Fastestの手順を探していく上で、どうしてもカギになってくるのが・・・
“Full Stepで行くか、OLLまたはPLL抜きで行くか”です。
上手く抜き込みの手順を発掘できた時はいいのですが、そうじゃなかった時は。。。
TPSで頑張ります。(^^;
★今年はワケあって、3本撮りました。それぞれ、後半ではスローバージョン込みになっています。
Fastest 2006 Full Step 2006-fastest-full.asf (5,465kb *.asf) 1/10_2006
Fastest 2006 PLL Skip 2006-fastest-skip.asf (5,014kb *.asf) 1/10_2006
Fastest 2006 PLL Skip (Retry) 2006-fastest-retry.asf (4,601kb *.asf) 1/10_2006

Fastest 2006 Full Step - 手順 解説 (Explanation of solution.)
崩し手順(クロス面(D面)を青色、手前面(F面)を黄色とした状態から以下の手順)
Scramble algorithm. (U-face Blue, F-face Yellow)
D2 U R D R B2 D' B U R' U L' D2 B U L D' R' B' L' B' L' U R' F'
Fastest 2006 Full Step - 6面完成手順
Cross (f'2) L'2 Lw U Lw Uw R' (6)
 初手が左手からですが、その後を右手メインに持ち込むためですね。
F2L #1
(f) F' U R' F U' (5)
 「反則だーっ!」という声が聞こえてきそうですが、これもFastestならではですね。(^^)
F2L #2
(r') U R' U' R'2 U' R U (7)
 これも反則に近いですが、ビデオで指示があるような判断方法は通常でも使っています。
F2L #3
(f') U' R U' U' R' U' R U R' (9)
 これは普通ですね。(笑)
しいて言えば、次の#4のペアとどっちを先に仕留めるかが課題になります。
F2L #4
(f) R U R'U' (4)
 仕留め方は背面スロットへ普通に入れているだけですが、チルト手順を使うところが
ポイントですね。
OLL 37 (f') U (r) U R' U' Lw U R U' R' (9)
 もちろん、F2L#4から繋げていますけど、AUFで一呼吸置かずにそのまま回しきって
しまうようにたくさん練習します。(^^;
PLL n3
(r') R U' R (f') R'2 U' L U L'w2 (f') R2 (9)
 実は、OLL最後の1手とPLL最初の1手は相殺できますが、あまりにも基本手順過ぎて
この区間をカスタマイズするのは返って危険です。(^^;
(TPS稼ぎになってしまいますけどね。笑)
Total
49 moves ÷ 6.98 sec = 7.0200 tps
 かなり無理やりですが、over7tps達成でした。p(^^)
本音的には、この手順でのsub7は、かなりキツイです。(^^;

★ Fastest 2006 PLL Skip...手順 解説 (Explanation of solution.)
崩し手順(クロス面(D面)を青色、手前面(F面)を黄色とした状態から以下の手順)
Scramble algorithm. (U-face Blue, F-face Yellow)
D2 U R D R B2 D' B U R' U L' D2 B U L D' R' B' L' B' L' U R' F'
Fastest 2006 PLL Skip - 6面完成手順
Cross (f'2) L'2 Lw U Lw Uw R2 (6)
 Full Stepと殆ど同じ手順ですが、最後の回転で仕込んでます。(^^;
この時点では、クロスは揃っていません。
F2L #1
U R U' R'w U L U' (7)
 かなり特殊な処理方法のように見えますが、覚えてしまえば「アリ」の部類です。(^^)
それと、2手目の「R」でクロスが揃います。(笑)
F2L #2
F (r) L' U' L (4)
 基本手順ですが、1手目の処理が「F」になっていることで、(r)の持ち替えも同時に
行いつつキューブの体勢をコントロールします。
F2L #3
(u) R U R' (3)
 特にネタは無いですけど、次の#4も含めて基本手順が出マクリですね。(^^;
F2L #4
(u') R U R' (3)
 ビデオを見ていただくとバレますが、次のOLLの3手目までを連続処理しています。(^^)
OLL 14 U'- R' U' (u') R' U R2 B R' U' R' U R - U'U' (14)
 手順ページに書いてない手順ですが(汗)現在もOLL手順発掘中でして、その中の
ひとつの手順が上手くPLL抜きに導いてくれました。(^^)
PLL n/a
Skip (0)
 結局、OLLで2方向の手順を使えるように練習していること自体が反則かもですね。(^^;
(もちろん、たくさんあり過ぎてサボってますけど。笑)
Total
37 moves ÷ 6.05 sec = 6.1157 tps
 この記録で一旦、諦めていました。(苦笑)
TPSから考えると、どう考えても6秒切りはイケるハズなのですが、この6.05秒でも
かなり必死で出した出たタイムでした。(^^;

★ Fastest 2006 PLL Skip (Retry)...手順 解説 (Explanation of solution.)
崩し手順(クロス面(D面)を青色、手前面(F面)を黄色とした状態から以下の手順)
Scramble algorithm. (U-face Blue, F-face Yellow)
D2 U R D R B2 D' B U R' U L' D2 B U L D' R' B' L' B' L' U R' F'
Fastest 2006 PLL Skip (Retry) - 6面完成手順
  赤字のところがFastest 2006 PLL Skipからの改良点です。
主に回転の前後関係の繋がりをスムーズにするためと、持ち替え時の危険度を
下げるためのものです。
これらの改良が無かったら、もう一度撮り直そうなんて思わなかったでしょうね。(^^;

特に解説は書いてありませんけど(面倒くさくなってきたので。笑)ちょっとした少しの
変更によって、 どんな感じに変化するのかを考える・・・というよりも感じつつ、
さらに細かい無駄までそぎ落としていきます。(^^)
Cross (f'2) L'2 Lw U Lw Uw R'2 (6)
F2L #1
U R U' R'w U L U' (7)
F2L #2
F (r) L' U' Rw (4)
F2L #3
(f') R B R' (3)
F2L #4
(f) Lw U R' (3)
O L L U'- R' U' F' U (u') R2 B R' U' R' U R - U'U' (14)
P L L
Skip (0)
Total
37 moves ÷ 5.71 sec = 6.4798 tps
★今年は始末書。(^^;

とにかく、今年はFastestしかやっていなくて・・・
その他の計測をサボっています。(^^;;

事の発端は暴君なのですが(←イイワケ。^^;)6面完成のために色を揃えないとは何ぞや?
というところから始まり、さらにStackmat用のディスプレイを仕入れた事で、
ただひたすらFastest最速GETへの道を歩んでいました。(笑)

まぁ、仕事もそれなりに忙しくなってきているワケですし、
その中で少しでも「楽しい!」と感じられるネタをメインに
今年もボチボチと進んで行こうと思っています。p(^^)